アートとか・・・
先日、森美術館の『英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展』へ行ってきました。http://www.mori.art.museum/jp/index.html
目的はほぼただ一つ。
ダミアン・ハースト!!!
牛!真っ二つ!!ホルマリン漬け!!!を生で見るために。
(http://www.tate.org.uk/britain/turnerprize/history/hirst.htm)
他にも最近は本物の骸骨にダイヤモンドちりばめた作品だったり、(http://www.noiseking.com/damienhirst/fortheloveofgod_pray.html)
おびただしい数の蝶の羽根を幾何学的に並べた作品だったり、(http://www.noiseking.com/damienhirst/fortheloveofgod_pray.html)
まあなんつーか「ブリンブリン」な作風が昔から好きでして。
あ、ブリンブリンってここ見たらなんとなく分かるんじゃないかと・・・サグファッションドットコム・・・・・・。(http://www.thugfashion.com/index.cfm)
話を戻して、森美というかダミアン(デミアン?どっちすか?)。
「昔から好き」って大して追ってるわけじゃないんですが、確か大学入ってすぐくらいの頃に、まだ渋谷のPARCO地下に青山ブックセンターがあった時代。
知ってる「現代アーティスト」がウォーホルとジャスパー・ジョーンズくらい無知だった時代に(はっきし言って今もそっから二、三人くらいしか増えてませんが)、ふらふらぁっと迷い込んだ洋書売場のLIBROにて出会いました。
これ。
I Want to Spend the Rest of My Life Everywhere, With Everyone, One to One, Always, Forever, Now
- 作者: Damien Hirst
- 出版社/メーカー: Booth-Clibborn Editions
- 発売日: 2000/06
- メディア: ハードカバー
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いまこれって初版すごい値段上がっちゃってんです(自慢)。
これ買うとき超ドキドキしました。
なわけで、なんと言いますか・・・ガキの時分に悪いことを教えてくれた憧れの先輩との久々の再会みたいな感じで背筋が伸びました・・・って、チープなたとえしか思い浮かばない・・・。
帰りに青山ブックセンターで
- 作者: 工藤キキ
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2008/03
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- 作者: 小山登美夫
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前者は「気鋭のアート・ライターによる2000年代現代美術のハードコア・ウォッチング。」という触れ込みがありますが、要は「アート好きによる感想文」です。
超良い意味で。こういうの増えないといかんと思う。いやまじで。
冒頭の「感想文の帝王さま―――小林秀雄を読む」は、
- 作者: 橋本治
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/12
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そーなのよ、大事なのは「心が動くこと」自体であって、作品のまわりにこびりついた何某ではないのよ〜。
後者は僕が中学時代にしょっちゅうチャリンコで通りがかっていた清洲橋の近くにあるギャラリーの人の本。
よくよく読むと、これまたしょっちゅうチャリで通りがかってた(徘徊しすぎ)佐賀町エキジビット・スペースという場所の一角で創業したらしい。(http://home.u07.itscom.net/nardo/tokyo/17227-9906.html)
この佐賀町エキジビット・スペースは、大竹伸朗が個展を開き、村上隆の世代のアーティストに影響を与えたと言われてる伝説的な場で、森村泰昌なんかもデビューしてたんだって。ほえ〜。あ、いまさらですが敬称略で。
本文とは全く関係無しに、江東区でのチャリ徘徊の日々(現在は荻窪在住)が走馬灯のように見えて、なんだか胸をかきむしられてしまいました。
こんなことが起きてる側を何も知らずに通りがかって、隅田川付近の写真ばっかり撮ってた時期があったっけなあ。とか。
たまに書くと長くなって困ります。
脳みそふやかせYO.
A Tribe called quest - Electric Relaxation